2018年ベストアルバム from TMR (5~1位)

皆さん、今年のベストアルバム10~6位は楽しんでいただけましたでしょうか。
まだご覧になってない方は、先にこちらの方をご覧下さい。

2018年ベストアルバム from TMR (10~6位)

ここで年間ベストアルバムのルールを改めておさらいします。

  • 対象作品の定義は、2017年12月から2018年11月までにリリースされた「アルバム」です。(ミニアルバムは含む、何曲入っていてもシングルとしてリリースされた作品は除きます)
  • 順位付けは「自分がちゃんと聴いた作品」です。従いまして、聴いてないけど名作!みたいな物は対象外となります。
  • 順位付けのポイントは、聴いた回数にある程度左右されるかもしれません。(統計は取ってませんが)
  • つまり、これは主観的なベストアルバムですので、不満・クレームは受け付けません。賛同は大いに受け付けます!

それではベストアルバムの5位から1位の発表です。毎年のことなんですが、迷いました。

No.5: Take 6 / Iconic

テイク6の最新作が第5位です(4月リリース)。
テイク6ももはやベテランですね。衝撃的なファーストアルバムが発表されたのが30年前です。本作品は、いわゆるカバー集でして、知っている曲が多いからか、親しみを持って聴くことができた作品でした。クリストファー・クロスの “Sailing”、アース、ウィンド&ファイヤーの “Got To Get Into My Life” (もちろん更にたどるとビートルズです)、アル・ジャロウの “Roof Garden”が秀逸です。
私ごとですが、本年SHUREのSE535LTDというイヤホンを買いまして、これが低音しっかり高音が気持ちよく伸びるイヤホンなんですけど、これで初めて聴いてみたアルバムがこれです。

No.4: 民謡クルセイダース / エコーズ・オブ・ジャパン

​​昨年末くらいに話題になった、民謡クルセイダーズの作品です(2017年12月発売)。
日本の音楽作品では一番の衝撃で、日本の民謡をブーガルー、レゲエ、クンビアといったラテン音楽やアフロビートなどと融合させた作品。あのライ・クーダーも絶賛したらしいです。
あまりに民謡と世界のダンス音楽がピッタリとはまるので、やはり民謡はダンスミュージック、ダンスミュージックは万国共通なんだなと改めて認識し、感動いたしました。

No.3: RAMMELLS / take the sensor

ラメルズのミニアルバムです(7月リリース)。
ラメルズは2017年12月にメジャーデビュー。村山努(ベース)、真田徹(ギター)、黒田秋子(ヴォーカル、キーボード)、彦坂玄(ドラムス)の4人組です。
TBSラジオで彼らを初めて聴いて、ヴォーカルの黒田秋子さんのハスキー気味な声にグッときました。音楽ジャンルもソウル、ファンク、ポップ、ロックを行き来した感じで混ざり合い方が特徴的。演奏もカチッとしていて癖になるようなサウンドです。ジャケットも印象的でした。かなりかっこいいタイプの音楽で、シティポップと言われることもあるのですが、私はファンク・ポップと言った方が近いんじゃないかと思いました。何れにしても、好きなタイプの音楽です。

No.2: John Coltrane / Both Directions At Once: The Lost Album (Deluxe Version)

ジョン・コルトレーンの絶頂期である1963年録音の未発表音源が発見され、55年の時を経て本年リリースされた作品です(6月作品)。
やっぱり一番の話題は、タイトルのついていない曲2曲ですね。これが世に出たらどんなタイトルだったんだろうと思うと、ドキドキします。それにしても、こんなに緊迫感のある素晴らしい演奏が世に出なかったのは勿体無いです。このデラックスバージョンは、別テイクなども入っています。音質もかなり良いです。

No.1: KIRINJI / 愛をあるだけ、すべて

活動20周年を迎えたKIRINJIの13枚目の作品です(6月発売)。
ここ数年は兄貴が率いるバンドという形での活動ですが、バンドとしてのまとまりがどんどん出てきていることが分かります。もともとメンバーが素晴らしいということもあるのですが、目に見えて(耳に聞こえて?)バンドスタイルが固まってきていることが嬉しいです。
前作「ネオ」ではRhymesterとの共演がありましたが、今回はCharisma.comがフィーチャーされた「AIの逃避行」という曲が収録されています。この辺のサウンドはバンドになってからずいぶん変わったところなんですが、これを吸収して完全にKIRINJIサウンドにしているところはすごいです。独特の歌詞の世界も健在ですし、皆さんの演奏テクニックも素晴らしいとしか言いようがありません。まさに文句なしのNo.1だと言えます。

以上で今年のベストアルバムの発表を終わります。
今年は例年と違いアイドルのアルバムが上位に来ませんでした。十分ベスト10レベルのいい作品もあったんですけど,
ギリギリまで迷った結果です。いい曲にはたくさん出会えたんですけどね。

それでは、みなさん良いお年をお迎えください!
そして来年もよろしくお願いします!


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

About Me

音楽愛好家 兼 会社員

詳細は こちら へ。

Featured Posts

Previous Posts