本年最後の投稿となります、2019年のベストソングのご紹介です。
順位付けはしませんが、概ねよく聴いて好きだった曲の順です。
既に発表しました2019年のベストアルバムのご紹介はこちらですので、是非ご覧ください。
2019年ベストアルバム FROM TMR (10~6位)
2019年ベストアルバム FROM TMR (5~1位)
なお、この記事の一番下にApple MusicとSpotifyのプレイリストのURLをご紹介しておきますので、興味を持たれた方は是非!
フィロソフィーのダンス / ヒューリスティック・シティ
去年(2018年)12月に入り配信がスタートした曲で、位置付けとしては「ラブ・バリエーション」とカップリングという感じなのですが、寒い冬、心に沁みる名曲でして、以来夏冬限らず聴きまくっている曲です。
平成から令和へ (もちろん配信時点では次の元号は決まっていませんでした) 移っていく時間をモチーフにしている別れの歌で、メンバー4名の抑え気味のヴォーカルが秀逸でした。おとはすのヴォーカル、良かったなあ…。
後に発売された「エクセルシオール」にも収録。
NONA REEVES / ガリレオ・ガール
アルバム「未来」から。この作品、アルバムとしても最高なんですけど、ちょっとこういう若い頃を思い出させちゃうポップなこの曲、いいです。さすが日本のポップ界の天才、西寺郷太さん。カラオケでも何度も歌っていますが、難しくて大概トチリます。シカゴの大ヒット曲を想起させるところも出てきたりして。
フィロソフィーのダンス / シスター
フィロソフィーのダンスの現時点最新作品。10月から12月まで行われた全国ツアーで初お披露目され、ツアーファイナルの、私も観に行った新木場STUDIO COASTでも披露してくれました。日本のアイドルでこれ歌位こなせる人いないんじゃないかって思うネオ・ソウル感ある名曲。彼女たちが広い世界に飛び出す直前のような、そんな雰囲気がします。
なぜかこの曲に限って、ドラムスの音が生々しく感じるのが不思議。
脇田もなり/ エスパドリーユでつかまえて
アルバム「RIGHT HERE」に先駆けて配信がスタート。イントロの分厚いシンセが鳴った瞬間「あ!一十三十一さんの曲!Dorianさんの曲!」と分かる程、リゾート感のある、一十三十一サウンドといっても良い印象的な曲です。
当然一十三十一さんが歌ってもおかしくない曲なんですけど、もなりさんは完全に自分のものにしてますね、早くも。合うんです。
これは素晴らしいと思うし、もしかしたら彼女はシティ・ポップ好きのリスナー層を今後もずっと惹きつけていってくれるかも、と直感的に思いました。
KIRINJI / killer tune kills me (feat. YonYon)
KIRINJIのアルバム「cherish」にも収録されている曲。先行配信もされました。ミドルテンポのリズムが淡々とながれ、弓木ちゃんのヴォーカルが切なく響く失恋の歌です。途中韓国生まれ東京育ちのアーティスト、YonYonの韓国語ラップとヴォーカルがいいアクセントになっています。千ヶ崎学さんのベースもものすごく印象に残ります。
唐田えりかさん出演のPVもなかなか切なくできていていいですよ。
つりビット / TOKYO WONDER GIRL
2019年3月をもって活動を終了したつりビットのラストシングル「プリマステラ」のカップリング曲です。つりビットと言えば魚や釣りにまつわる歌詞を織り交ぜた夏っぽい曲が多かったんですが、この曲は歌詞はそのままに、音作りはグッとアーバンな感じに仕上がっていてオシャレなFMプログラムでかかっていても全く違和感ない雰囲気です。カラオケで歌いたいのですがどこにもなく、収録のお願いをずっとしているんですけど、「プリマステラ」も収録されていないので難しいかな?という感じです。皆さんもこの曲が気に入ったら是非リクエストをお願いしたいです。
Incognito / The Weather Report (feat. Take 6)
今月来日公演を行ったインクグニートの最新作「Tomorrow’s New Dream」に収録。大好きなTake 6がゲストヴォーカリストとして参加、相変わらずの完璧なヴォーカルとコーラスを聴かせてくれます。もっとインコグニートとコラボして欲しい!そう感じる佳曲です。
あいみょん / ハルノヒ
あいみょんの曲はどれも印象的なんですが、私は「マリーゴールド」とかではなくこの「ハルノヒ」が一番のお気に入りです。結構グッとくる曲なのにサラッと「北千住」なんてフレーズが出てくるからでしょうかね。
この曲は「クレヨンしんちゃん」の映画の主題歌で、「ハルノヒ」というタイトルもハルノヒ→春の日→春日部ということらしいです。
Maxi Priest / It’s Summer Vibe (feat. Bounty Killer & Che Sav)
来月(2020年1月)来日公演を行うマキシー・プリーストの最新作「It All Comes Back To Love」からの楽曲です。このアルバムについては別途レビューをしたいと思うのですが、昔のようなイケイケ兄ちゃんの雰囲気はあまりなくて年齢は感じさせるようになっているのですが、少しヒップホップに寄ったものとなってます。
このIt’s Summer Vibeはちょっとワルそうな雰囲気のレゲエアーティスト、Bounty KillerとChe Savが参加していて、重めのレゲエチューンに仕上がっています。今回選曲しているベストソングスの中ではちょっと異端な曲かもしれませんね。
Simply Red / Thinking Of You
秋口からシンプリー・レッドのニューアルバムが出るらしいというニュースがありまして心待ちにしてましたが、11月にリリース。ここからの第1弾シングルがこの「Thinking Of You」です。
ミック・ハックネル、少し声が枯れてきたという印象はあるんですが、まだまだやるぞ!と言わんばかりのシャウトに始まる4年振りの作品はなかなか良いです。残念ながらギリギリ「2019年ベストアルバム」には入らなかったんですが…。
以上、10曲のご紹介でした。
最後にここで、どうしてもトップ10曲に入れたかったが泣く泣く外した5曲を曲名だけご紹介します。
眉村ちあき / ほめられてる!
RYUTist / センシティブサイン
SCOOBIE DO / サバイバルファンク
Bird / 波形
Predia / シャララ・ナイアガラ
今年はいつもに増して日本の曲、特にアイドルが多かったですね。特にフィロソフィーのダンスにはハマってしまいました。
さて、プレイリストです!
Apple MusicとSpotifyを準備しましたので、宜しかったらお使いください。
Apple Musicはこちら。
Spotifyはこちら。
★ Spotifyにはつりビットの曲がほとんどなかったため、プレイリストには収録されておりませんのでご了承ください。
今年もTomy’s Music Reviewを贔屓にいただきありがとうございました。
体調もあんまり良くない中ではありますが、できるだけいろんな「良い音楽」を広めていきたいと思いますので、これからもよろしくお願いします!
では皆さん、良いお年を!アディオス!
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