2023年ベストソングス from TMR (プレイリストつき)

皆さん、こんにちは。
つい先程、2023年のベストアルバム10枚を紹介させていただきました。
昨年末には、2023年こそ前日に書き終えるぞと宣言したのですが、やっぱりダメでした。

大晦日恒例、2023年のベストアルバムのご紹介はこちらですので、是非ご覧ください。

2023年ベストアルバム FROM TMR (10~6位)
2023年ベストアルバム FROM TMR (5~1位)

さてもう1つ、2023年のベストソングスのご紹介です。
こちらは文字通り「曲」にターゲットを絞りましてご紹介するもので、昨年に引き続き「好きな順番」という意味合いを含め10位まで順位を付けました。
とは言え、ザクッとした順位になります。
また、ベストアルバム同様、2022年12月から2023年11月までにリリースされた曲を対象にしています。

ベストソングスの方は、ベストアルバムに比べ日本の曲が多い傾向にあります。
これは私の音楽の聴き方が、日本の曲はシングルを中心に聴いているということに寄るんだと思っています。
つまらない自己分析、すみません。

YouTubeで公式動画があるものは曲紹介の下にご紹介してあります。ないものはApple MusicとSpotifyのリンクを貼っています。

なお、この記事の一番下にApple MusicとSpotifyのプレイリストのURLをご紹介しておきますので、興味を持たれた方は是非チェックしてみて下さい!

ベストソングは1位から発表します。では、どうぞ!

No.1 おかもとえみ / ILY IMY
昨年の年末だったか、STVラジオの「藤岡みなみのおささらナイト」で紹介されて、一遍で好きになった曲です。昨年12月リリースだったので、以来1年間「この曲が年間1位なんだろうなあ」と思い続けていました。
おかもとえみ(えみそん)は、彼女が所属するバンド「フレンズ」で結構好きで聴いてきてるのですが、このソロ曲、めっちゃ切ないですよ。

No.2 Luke Combs / Fast Car
なかなかのペースで似たデザインのジャケットのアルバムをリリースしているカントリーシンガー、Luke Combs。アルバム「Gettin’ Old」からのシングルリリース。
80年代のヒット曲をご存知の方ならピンとくるはず。そう、Tracy Champmanが1988年に大ヒットさせた曲のカバーです。オリジナルもちょっとフォークっぽいテイストだなと思っていたのですが、このカバーはかなり原曲に忠実な雰囲気を持っていまして、実に秀逸です。グッと来てしまいます。
ビルボードのカントリーチャートでは1位、ポップチャートでも2位に上がる大ヒットとなり、先ごろ発表された年間チャートでもカントリーで2位、ポップでも8位となりました。

No.3 脇田もなり / UNI
脇田もなりの最新アルバム「UNI」から。
彼女の場合、曲のクオリティには恵まれていて、かつヴォーカルの実力も申し分ないので、最新アルバムでもダンスミュージックよりのシティ・ポップというところで唯一無二と言っても良い魅力を発揮しております。このアルバムはどの曲も素晴らしいので選ぶのに迷いましたが、アルバムタイトル曲をご紹介することにしました。
本当はアルバム全曲聴いて欲しいです。

No.4 ちゃんゆ胃 / バンドマン
愛媛出身のシンガーソングライター、ちゃんゆ胃がリリースした初EP、「あなたの胃袋掴みたい」のリード曲です。
彼女の作品を選んだ理由はすでにアルバム紹介とかベストアルバムのところでご紹介しているのでここでは省略しますが、この曲はアップテンポなところが好き。もっともアップテンポからスローまで何でもこなせる実力があるので、まだ荒削りなところもあるんですが、来年以降もかなり期待できるシンガーだと思いますよ。
※オフィシャルビデオがなく、オフィシャルオーディオのみでした。

No.5 中田裕二 / 尽きせぬ炎
中田裕二の最新アルバム「MOONAGE」から。
カッコいい。艶っぽい。憧れる声とギタープレイ。こんな声で歌えたらみんなキュンキュンしちゃうんだろうなという見本みたいな曲です。男の私もうっとりします。
※オフィシャルビデオがなく、オフィシャルオーディオのみでした。

No.6 Chris Stapleton / White Horse
私が今年のベストアルバムに選びましたHigherからのシングル曲。
ビルボードカントリーチャートで5位、ポップチャートでも12位に上がる大ヒットとなりました。今どきのアメリカの一般大衆に受け入れられるのか分からない、重いブルース調の作品なんですが、これを受け入れるというのはアメリカの懐の深さがまだ残っているんだなと少し嬉しくなりました。クリス・ステイプルトンのハスキーなヴォーカルが心に訴えかけます。
※オフィシャルビデオがありませんでしたので、今年のCMA (Country Music Association) アワードのライブ映像を。

No.7 チョーキューメイ / PRIDE
日本のロック〜ポップバンドで今年よく聴いたのは、nagakumoと、このチョーキューメイ。TVアニメ「悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。」 のエンディングテーマとして使われているんだそうです。
私はアニメを全くと言っていいくらい見ないので、どんな作品なのかわかりませんが、ともかくアニメのエンディングテーマに使われたんだーと嬉しく思いました。
適度のポップ感を持ったバンドサウンドが好きで、ちょうど今年バンドのヴォーカルを務める麗さんが映画「リテイク」に出演したりといろいろな話題もありましたね。
時間が合えば一度ライブを観に行きたいバンドです。

No.8 宮野弦士 / Starry Rain (feat. HALLCA)
もともと「フィロソフィーのダンス」のプロデュースで知った、めっちゃソウル感覚の鋭い若者、宮野弦士さんのソロ作品、しかもヴォーカルにHALLCAさんを起用しているということで注目していた作品です。
やっぱりこの世界観がいいんだよなあ…と都会の喧騒の中でよく聴いておりました。
おしゃれでロマンティック。グリグリファンクで攻める宮野さんもいいですが、このきらびやかな楽器の使い方、シティ・ポップの極意も十分理解してらっしゃる、という感じです。

No.9 サザンオールスターズ / Relay 〜杜の詩
現在問題になっている神宮外苑の再開発に対する坂本龍一さんを始めとした多くの人たちの反対活動にインスパイヤされ桑田さんが作った(とされる)曲です。
この夏大きな評判になりました。
サザンオールスターズの作品を長年録音していた青山のビクタースタジオも近くにありますし、神宮外苑の問題に対してはちょっと踏み込んだ作品となっています。
私は彼らの姿勢には心から拍手を贈りたいと思っています。
曲調は温かいので、ユニクロのCMにも使われていました。

No.10 緑黄色社会 / サマータイムシンデレラ
緑黄色社会は、私があんまり聴くタイプのバンドじゃないんじゃない?と思う方もいらっしゃるかも知れません。確かにソウル、カントリー、ブルーグラス、ジャズ、アフリカンポップなどを聴く頻度が高いんですが、緑黄色社会の「サマータイムシンデレラ」は、実はこの秋口、純粋にポップという意味で結構好んで聴いていました。
テレビドラマ「真夏のシンデレラ」の主題歌として作られた作品なんですよね!
(残念ながらテレビを見ないので、どんなドラマか全くわかってないですが)
長屋晴子さんの透明感のあるヴォーカル、いいですよね。
あと、個人的には緑黄色社会は愛知県出身のバンド(中京大中京出身)ということで、私の大好きな中日ドラゴンズとも縁があるらしいですよ。


以上、10曲のご紹介でした。

最後にここで、どうしてもトップ10曲に入れたかったけど残念ながら入れられなかった5曲を、ここでは曲名だけご紹介します。

Brent Cobb / Southern Star
在日ファンク / いけしゃあしゃあ
流線形 / 遠い水平線 (feat. 児玉奈央)
the oto factory / ウィークエンド・ミラージュ
護得久栄昇 / Mr. バンシルーチャメ!おじさん

さて、サブスクのプレイリストです!
Apple MusicとSpotifyを準備しましたので、宜しかったらお使いください。
ベストテンの10曲と、曲名だけご紹介した5曲の合計15曲入りです。
皆さんも聴いてみて下さい!

2023 Best Songs from TMR

Apple Musicはこちら
https://music.apple.com/jp/playlist/2023-best-songs-from-tmr/pl.u-xlyNJMWsbJ3l1

Spotifyはこちら
https://open.spotify.com/playlist/3uPxHxTwLQVmPrdeST3ULY?si=ecdd5418e505410b

今年もTomy’s Music Reviewを贔屓にいただきありがとうございました。
来年も音楽とともに頑張っていきたいと思います。良いなと思った音楽は新旧関係なく紹介していきたいと思います!

では皆さん、良いお年を!


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