2024年ベストアルバム from TMR (10~6位)

こんにちは。
2024年もとうとう最終日。
今年は1年間、久し振りtにコロナの規制がなくなり、世の中が元に戻った感もあります。しかしながら、まだコロナはあちこちで発生しているだけでなく、インフルエンザも流行しておりますので、皆様もどうか健康で2025年をお迎えいただきたいと思います。

ちなみに、私は10月下旬に2度目のコロナに罹患いたしました。まだまだ油断は禁物ですね。

さて恒例の年間ベストアルバムの発表です。

2016年からスタートした年末の風物詩。今年で9回目になります。
最近はアルバムレビューを書く気持ちの余裕がない日が多くなりレビュー数も激減、トミーTは音楽を聴いているのか?と思われているかもしれませんが、聴いております!ですので、年間ベストアルバムの候補もあります!
パソコンに向かうことができる間は、ライフワークだと思って継続していきたいと思っています。

従来同様10枚の作品を2つの記事に分け、10位から順番にカウントダウン方式でご紹介します。
そのほか、ルール及び注意事項は基本的に従来通りですが、下記いたします。

  • 対象作品の定義は、2023年12月から2024年11月までにリリース/配信開始した「アルバム」です。(ミニアルバム・EPは含む、maxiシングルは除きます)
  • いわゆる再発モノはランキングから外しました。
  • 過去作品のリミックスエディション・デラックスエディションの類もランキングから除外しました。
  • ベストアルバムや、過去に録音された未発表作品の類はランキングに含みます。
  • 順位付けは「自分がちゃんと聴いた作品」です。聴いてないものは対象外です。
  • 順位付けのポイントは、聴いた回数にある程度左右されるかもしれません。
  • つまり、これは主観的なベストアルバムですので、不満・クレームは受け付けません。賛同は大いに受け付けます!

それでは、スタートです。

No.10: The Fabulous Thunderbirds / Struck Down

今年で結成50周年を迎えた、テキサス州出身のブルース・バンド、ファビュラス・サンダーバーズの8年ぶりの作品。唯一の結成当初からのメンバーで、リード・ヴォーカルとハーモニカを担当しているキム・ウィルソンを始め、基本的にほとんど変わらないスタイルで50年続けているのはすごいですね。テキサス・ブルースをメインに突き進むさまは潔い、そしてかっこいいです。
ゲストメンバーとして、エルヴィン・ビショップ、ビリー・ギボンス、ボニー・レイット、タジ・マハール、ミック・フリートウッドなど多彩なメンバーが参加し、バンドの50周年を祝うかのような作品となっています。

No.9: Joel Ross / nublues

引き続いて第9位はブルーノートから4作目をリリースした、ジャズ・ヴィブラフォン奏者のジョエル・ロスによる新作です。まだ29歳ということで、若手のプレーヤーです。現存するヴィブラフォン奏者の巨人がジャズ界にはいないことから、ヴィブラフォンメインのジャズ・アルバムを聴くことがなかなかないことから貴重です。
ジョエル・ロスのプレイスタイルは、美しい音色やメロディもさることながらリズムに特徴があると思っています。
本作では、ジョン・コルトレーンの、”Equinox”と”Central Park West”、そしてセロニアス・モンクの “Evidence”を演奏していますが、特に “Equinox” が気に入っています。
メンバーも20代を中心とした若手の構成ですが、実に落ち着いた内容となっています。もう少し暴れてもいいのかなという気はしますが、今後に期待ですね。

No.8: Nick Lowe & Los Straitjackets / Indoor Safari

第8位は、ニック・ロウの最新作。11年振りの作品で、覆面バンド、ロス・ストレイトジャケッツとの共演となります。
私がニック・ロウを聴くきっかけになったのは、1980年代後半の “Pinker Prouder than Previous” 辺りなんですが、その頃を彷彿とさせるシンプルなロックンロールです。ニック・ロウっぽさが溢れる作品。

No.7: Seun Kuti & Egypt 80’ / Heavier Yet (Lays the Crownless head)

第7位は、ナイジェリア出身、あのアフロビートの創始者、フェラ・クティの息子であるシェウン・クティの最新作。
父から引き継いだバンド、エジプト80’を率い、プロデューサーにレニー・クラヴィッツを迎えて制作された5年ぶりの作品です。
作品も父から引き継がれたアフロビートに忠実で、変革や抵抗の精神を歌い上げていながら、きっちりと2024年の音に仕上げているところは素晴らしい。
父の社会に対する姿勢も受け継いで歌い続けるシェウン・クティ、魂がこもっています。

No.6: Billy Strings / Highway Prayers

第6位は、ビリー・ストリングスの最新作を選びました。
スタジオ録音の前作 “ME/AND/DAD” で育ての父へのリスペクトを表したトラディショナルなブルーグラスを披露した彼ですが、本作ではプログレッシヴな面を見せてくれています。とにかく彼のすごいテクニックを聴いてほしい作品です。
ビルボード誌のアルバムチャートで22位を記録するヒットアルバムにもなりました。

以上、10位から6位の発表でした。いかがでしたか?

引き続き、次の記事でトップ5を発表いたします。


“2024年ベストアルバム from TMR (10~6位)” への2件のフィードバック

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