皆さん、こんにちは。
つい先程、2024年のベストアルバム10枚を紹介させていただきました。
大晦日恒例、2024年のベストアルバムのご紹介はこちらですので、是非ご覧ください。
2024年ベストアルバム FROM TMR (10~6位)
2024年ベストアルバム FROM TMR (5~1位)
さてもう1つ、2024年のベストソングスのご紹介です。
こちらは文字通り「曲」にターゲットを絞りましてご紹介するもので、昨年に引き続き「好きな順番」という意味合いを含め10位まで順位を付けました。
とは言え、ザクッとした順位になります。
また、ベストアルバム同様、2023年12月から2024年11月までにリリースされた曲を対象にしています。
ベストソングスの方は、ベストアルバムとはまた違う雰囲気になるところが我ながら面白いと思っています。
YouTubeで公式動画があるものは曲紹介の下にご紹介してあります。
なお、この記事の一番下にApple MusicとSpotifyのプレイリストを埋め込んでおきますので、興味を持たれた方は是非チェックしてみて下さい!
ベストソングは1位から発表します。では、どうぞ!
No.1 ザ・おめでたズ / 茶柱
いろんな日を祝っているおめでたいラップ・ユニット、ザ・おめでたズの「茶柱」が堂々の第1位になりました!
結構ギスギスした世の中、彼らの曲を聴いていると幸せな気分になってくるんですよ。
軽めのトラックに乗せた、言葉遊びも交えたリリックが笑えたり、感心したり。
この曲も「お茶のことを歌っているんだな」と思いながらしっかり聴くと、「茶」をキーワードにした、実にウィットの利いたリリックに「おー!」ってなると思います。個人的には「ウジウジすんなよ、お茶だけに」のフレーズが好き。
最近アルバムもリリースしたので、ぜひ聴いてみてほしいと思います!
No.2 春風レコード / ブルーライト
今年のベストアルバムご紹介の方で第1位(今年のベストアルバム)に選びました春風レコードの「春風に触れる」にも収録された曲です。最近聴いた若手アーティストの中では、作品・演奏・ヴォーカルのいずれも気に入っている人たち。この「ブルーライト」もR&B色強めのポップとビデオでの工場地帯の夜景が実にお似合いです。
シティ・ポップというジャンルで括ってしまってはいけないと思うんですけど、そのジャンルではかなりのセンスを感じる作品です。
No.3 ちゃんゆ胃 / 最期の約束
昨年くらいから一推ししている弾き語り系シンガーソングライターのちゃんゆ胃さん。
今年3月まで、地元愛媛の大学に通いながら歌ったり地元のラジオ番組やCMに出演していたのですが、卒業後上京。一人暮らしを始め、まあいろいろあったようですが(知る人ぞ知る)、AMEBAのZ世代向けバラエティー番組の挿入歌で彼女の曲が使われたり、某有名ファストフードチェーンのCMソングを歌ったり、初のバンドセットでのワンマンライブをやったり(私も見に行きました!)と順調に知名度を上げているようで、オジサンは本当に嬉しいです。
そしてこの曲は、日本テレビの縦型ショートドラマ「最期の授業 -生き残った者だけが卒業-」の主題歌ということで話題にもなりました。
今回オリジナル曲で初めて他の人の歌詞に曲をつけたちゃんゆ胃さん。なんとまあ壮大なバラードに仕上がっています。
以前から彼女の曲を聴いている身としては、彼女の曲っぽい雰囲気を感じるところがありまして、そんなところは少し安心したり。
これからも引き続き頑張って欲しいなあと思います。時々実家にも帰ってくださいね。
No.4 Post Malone / Pour Me A Drink (feat. Blake Shelton)
今年のベストアルバムで2位に選びました「F-1 Trillion」からのヒット曲。
カントリー界ではスーパースターと言って良いブレイク・シェルトンをフィーチャーした楽曲です。
ベストアルバムの方でも書きましたが、ポスト・マローンがカントリー作品をリリースするとのことで、ビヨンセみたいな作品にならなきゃいいなと思っていたのですが、この曲を聴いてそんな杞憂は吹っ飛びました。しっかりと現代のポップ・カントリーじゃないですか。
ビデオの方も見ましたが、実に楽しい作品に仕上がっていていいです。ほぼBUD LITEのCMとも言える内容ですけどね。(バドワイザーがスポンサーになっているのでしょうか…?)みんなでパーティ、さあ飲むぞーみたいな感じでベタと言えばベタですが、こういうのもいいですよね。
No.5 Nagakumo / スウィート・スペース
昨年に引き続き、大阪を拠点に活動しているバンド、Nagakumoのシングル曲を今年も選ばせていただきました。
今年はアルバムのリリースはなかったので「ベストアルバム」の方には登場していませんが、配信シングルの方では「ネオネオアコ・バンド」の魅力を今年も聴かせてくれました。相変わらずギターの音が好き。
関東でも時々ライブをしているみたいなんですけど、なかなか時間が合わず…。タイミングが合えばぜひ見に行きたいと思っています。
No.6 シンリズム / Naturally
最近ではKIRINJIとの仕事(ギタリスト)で見ることの多くなったシンリズムの作品を選びました。
彼のことをよく知っている方なら常識なのですが、シンリズムさんの本名は「新理澄」さんです。
なんて話は良いとしまして、彼のポップセンスは以前から好きだったのですが、ここ1-2年はあまり聴いていなかったのです。そんな中、NHKで放映された “Tiny Desk Concert Japan” の第1回にKIRINJIが登場し、後ろにはギターを弾いたりコーラス入れたりしているシンリズムさんを発見。再び彼の作品を聴き始めたという次第。
今年リリースされたこの曲も、アップテンポ気味のリズムに乗せあっさり目のヴォーカルが気持ちいいですね。
コード進行が時折変態チックな所もいいです。このへんはKIRINJIとの共通点だったりします。
動画は青山にあるライブハウス「月見ル君想フ」での収録バージョンです。彼のギタープレイにも注目。
No.7 GOOD BYE APRIL / ふたりのBGM feat. 土岐麻子
なかなか良質なポップを世に送っている5人組バンド GOOD BYE APRIL が、この夏土岐麻子さんをフィーチャーしてリリースした楽曲が「ふたりのBGM」です。
この曲がリリースされたのを知ったのは、実はこの曲のビデオに出演している、元フィロソフィーのダンスの十束おとはさんのインスタでした。
「GOOD BYE APRIL + 土岐麻子 + 十束おとは」 の組み合わせは私にとってかなり最高でして、とにかく音も声も画も、全てが爽やか。
若い頃に戻って砂浜を走り出したい!そんな衝動にかられてしまう、オジサンキラーな1曲です。
No.8 Jerry Roll / I Am No Okay
現在のカントリー・ミュージックシーンではかなりの売れっ子になっているジェリー・ロールの最新アルバム “Beautifully Broken (Pickin’ Up The Pieces)」からのシングル曲です。見た目は顔にもタトゥーがあったりデカくてゴツい、怖そうな兄ちゃんなんですが、彼の曲はいい!と最近思うようになってきました。
この曲、ジェリー・ロール自身のメンタル面での辛さからインスパイヤされたものとされています。そこで、サビのところで「オレは大丈夫ではない、でも大丈夫になる」と繰り返し歌われているそうです。結構重たい曲なんです…。
ビルボード誌の全米ソングチャートでは14位、カントリーシングルチャートでは1位を記録した、ミリオンセラー作品です。
動画は2024年のビルボード・ミュージック・アワードのライブ収録をご紹介しておきます。
No.9 柏木ひなた / Alca
元私立恵比寿中学の柏木ひなたさんのソロ作品です。
この曲は、テレビアニメ「夏目友人帳 漆」のオープニングテーマなんだそうです。
(テレビもアニメも見ないのでよくわかりませんごめんなさい)
アコースティックを基調にした曲で、メロディも素朴な感じでいいですね。私立恵比寿中学時代から歌唱力ではかなり高評価だった彼女ですが、この曲でも彼女の魅力はしっかりと発揮されてるなあと感じました。
アニメが好きな方には、ここでご紹介しているビデオが、「夏目友人帳 漆」の舞台である熊本県(球磨郡多良木町、人吉市)で収録されていることでかなり高印象みたいです。
No.10 Shaboozey / A Bar Song (Tipsy)
そしてベストシングルのご紹介の最後はこの曲です。
今年、ビルボード誌のソング・チャートでなんと19週No.1 の座についた(非連続)ということで大きな話題になりました。
52週間のうち19週間ですから、すごいですね。
この曲を聴いた最初のうちは、カントリーっぽい雰囲気ではありながらもちょっと違和感を感じていた私ですが、しばらく聴いているうちにクセになってしまう曲なんですね。日頃の仕事疲れでフラストレーションがたまって、酒飲んで発散するって曲なんですけど、サビがキャッチーだからなのでしょうか、声に出さずに一緒に歌ったりしてしまいます。
以上、10曲のご紹介でした。
アルバムと違い、ベストソングの方は毎度のことながら日本の曲が多くなってきますね。
最後にここで、どうしてもトップ10曲に入れたかったけど残念ながら入れられなかった4曲を、ここでは曲名だけご紹介します。
RYUSENKEI / あなたはトリコ
ちゃんゆ胃 / 人生は素晴らしい
The Marias / No One Noticed
ザ・おめでたズ / 寶船 feat. フレンズ
プレイリスト “2024 Best Songs from TMR”
それでは、プレイリストのご紹介です。
ベストソング10曲プラス入れられなかった4曲の計14曲をまとめてあります。
Apple Music
Spotify
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