Brad Paisley / This Is Country Music

2011年に発表された、ブラッド・ペイズリーの9枚目のアルバムです。アルバムタイトル通り「これがカントリーミュージックだ!」と言わんばかりの自信にあふれる作品です。

まずは冒頭のタイトルトラック “This Is Country Music” で歌われる、数々のカントリーの歴代名曲タイトルに昔を懐かしむ。また、私のように70年代後半くらいからのカントリーミュージックファンとしては、”Old Alabama” でのアラバマとの共演に「おっ!」となります。
ご存知の方も多いかもしれませんが、アラバマは80年代から90年代にかけてアメリカのミュージックシーンを席捲し、サザンロックともカントリーとも違う「ロック系のカントリー」をポピュラーなものにしたスーパーバンドです。彼らの音楽は、カントリーファンだけでなく広くアメリカの音楽ファンに受け入れられました。
彼らは既に解散しているのですが、この作品においてブラッド・ペイズリーは解散時のメンバー3名をスタジオに招いて録音したのだそうです。昔と変わらない美しいハーモニーと、ベテランならではのきっちりした演奏が聴けるのが嬉しいです。曲としてはアラバマ自身のヒット曲 “Mountain Music” があちらこちらに散りばめられたもので、イントロを聴いた瞬間、おっ!と思う人がいるかも知れません。歌詞の中にもアラバマの多くのヒット曲の曲名が散りばめられています。

これ以外にも、”Eastwood” ではクリント・イーストウッドで共演。冒頭の渋い声と、映画で間違いなく聴いたことのある口笛。映画の1シーンを思い出させるインスト曲です。これ以外にもキャリー・アンダーウッド、ブレイク・シェルトン、ドン・ヘンリー、シェリル・クロウ、マーティ・スチュワートといったアーティストとの共演も楽しめます。

Tracks:
01: This Is Country Music
02: Old Alabama (featuring Alabama)
03: A Man Don’t Have To Die
04: Camouflage
05: Remind Me (featuring Carrie Underwood)
06: Working On A Tan
07: Love Her Like She’s Leavin’ (featuring Don Henley)
08: One Of Those Lives
09: Toothbrush
10: Be The Lake
11: Eastwood (featuring lint Eastwood)
12: New Favorite Memory
13: Don’t Drink The Water (featuring Blake Shelton)
14: I Do Now
15: Life’s Railway To Heaven (featuring Marty Stuart)


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