Lynyrd Skynyrd / Southern By The Grace Of God

レーナード・スキナードの1988年作品です。彼らはロニー・ヴァン・ザントの10周忌に再結成ツアーを行いました。本作はそのツアーを収録したライブアルバムとなっています。ロニー以外はほとんどがオリジナルメンバーで、ヴォーカルはジョニー・ヴァン・ザントが担当しています。

1970年代に活躍したレーナード・スキナードですが、80年代後半になっても彼らは全く変わっていなかった、というのが第一印象。「昔流行ったバンドの再結成」という雰囲気のない、気合いの入ったすばらしい演奏となっています。

前半はメンバーによるヒット曲のオンパレード。途中からは、38 スペシャルのジェフ・カーリシやチャーリー・ダニエルズと言った南部を代表するアーティストたちがゲスト参加し、大サザンロック大会で盛り上がって行きます。この盛り上がり、やっぱりサザンロックはライブに限るんであります。

最後には、ジョニーの「この曲のリードヴォーカルは、観客の皆さんです」という一声で、名曲 “Freebird”の演奏が始まります。ジョニーはあえてヴォーカルを観客に任せ、観客と演奏者が一体となってこのアルバムを締めくくります。
ライブならではのテンションの高いロックンロールが聞ける名盤と言って良いでしょう。

Tracks:
01: Workin’ For MCA
02: That Smell
03: I Know A Little
04: Comin’ Home
05: You Got That Right
06: What’s Your Name?
07: Gimme Back My Bullets
08: Swamp Music
09: Call Me The Breeze
10: Dixie/Sweet Home Alabama
11: Freebird


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