2024年リリース。ニック・ロウの、なんと11年ぶりとなる15作目のニューアルバムです。 ニック・ロウっぽくない、ヴィヴィッドなコントラストのアルバムジャケットが印象的です。 (このジャケットの方、男性…?)
本作でニック・ロウと共演しているのは、近年彼がライブツアーで共演しているロス・ストレイトジャケッツ(Los Straitjackets)。ロス・ストレイトジャケッツは1988年にナッシュビルで結成された、覆面をかぶった4人組のバンドです。
さて、アルバムの内容ですが、懐かしのニック・ロウよ再びと言った雰囲気があってとても良いです。最小限の音で演奏されるシンプルなロックンロール。Tokyo Bay” や ”Trombone” なんか、ロカビリー的な要素もたっぷり含んでとてもカッコいいです。流行り物にあえて背を向けた、自分を貫く姿勢がいいですねえ。 私がニック・ロウを聴き始めるきっかけになった1988年のアルバム “Pinker Prouder than Previous” の頃を思い出す感じです。
当時と比べると声もかなり枯れてきた感じはありますが、それはそれで味はありますね。 御年75歳のロッカー。これからもますます頑張って欲しいものです。
Tracks:
01: Went to a Party
02: Love Starvation
03: Crying Inside
04: A Quiet Place
05: Blue on Blue
06: Jet Pac Boomerang
07: Tokyo Bay
08: Trombone
09: Different Kind of Blue
10: Raincoat in the River
11: Lay It on Me Baby
12: Don’t Be Nice to Me
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