皆さま、明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
昨年も満足にレビューをご紹介することができなかったのですが、何とか年末に年間ベストアルバムをあげることが出来ました。ご覧になってない方は こちら(10~6位) と こちら(5~1位) を是非ご覧頂き、是非ともフィードバックをお願いします!
このベストアルバムから惜しくも漏れてしまった作品が沢山あるので、今後ご紹介していこうと思っています。
さて、年初に繰り越しておりました2017年のベストソングをご紹介します。
順位を決めるのは大変ですので、ベストソングを10曲、順不同でご紹介します。
でも、何となくですが先に紹介する曲の方が上位です。
私の偏った趣味ですので、参考にはならないかも知れませんが、どうぞ。
Negicco / 愛は光
ベストアルバムに新曲として収録。シングルとしてのリリースはありませんでした。以前より交流のある堀込高樹の作詞・作曲、編曲もKIRINJIによるもので、何も飾らない、とにかく歌詞とメロディーで勝負するNegiccoの実力が発揮された曲だと思います。文句なしのナンバー1です。
東京女子流 / Predawn
2017年はアルバムの方ではあまり高評価をしなかったのですが、個々の曲ではいいものが多くて、特にこの “Predawn” は、歌詞にある夜明け前の情景が浮かび上がるという点で名曲。メンバーである庄司芽生さんも参加している歌詞も素晴らしい。PVも良い雰囲気ですよ。
BiSH / My landscape
アルバムレビューでも書きましたが、エモい。メンバー全員の歌声にグッときます。JxSxK(渡辺淳之介)と松隈ケンタのソングライターコンビもそれぞれらしい味を出していて素晴らしい。個人的にはアイナ・ジ・エンドのヴォーカルがたまらない。
あとこの曲は、モハーヴェ砂漠で撮影されたPVも映像的に素晴らしく、アメリカの雄大な自然の中で歌うBiSHの6名がまたエモさ度をグッとあげてくれます。
Glen Campbell / Everybody’s Talkin’
2017年8月にこの世を去ったグレン・キャンベルの遺作となった “Adios” からの先行リリース曲です。
「これが最後のアルバム」という宣言があっての先行リリースなので大切に聴きました。曲名から連想できると思いますが、ハリー・ニルソンの歌で有名な「うわさの男」(映画「真夜中のカーボーイ」主題歌)のカバーです。
今年のベストアルバムからは惜しくも漏れましたが、カントリーの中では彼のアルバムとこの曲がベストでした。
大阪☆春夏秋冬 / ひゅるり
大阪☆春夏秋冬は元々大阪を拠点に活動していましたが、今は東京でも活躍しているダンス&ヴォーカルアイドル。今年とうとうメジャーデビューを果たしましたが、その少し前(インディーズ時代)にリリースされたシングル「New Me」(これもいい!)のカップリングとしてリリースされた曲です。
昨年1月にリリースされた曲ですが、年末に近くなり冬風が冷たくなってきた頃から急にヘビロテとなった雰囲気のある曲です。ヴォーカルのMAINAさんが本当に良い、しっかり歌えるグループなので、2018年に向けてさらに大きく飛躍して欲しいユニットです。
フィロソフィーのダンス / バッド・パラダイム
2017年のベストアルバムとして選出させて頂きましたフィロソフィーのダンス。シングル「ジャスト・メモリーズ」のカップリング曲です。ハルさんとマリリさんを中心にしっとりと歌い上げる「ジャスト・メモリーズ」も良かったのですが、この、言わば「フィロのスらしい」ファンクな雰囲気は良いですね。ミドルテンポが私の好みにピッタリなのです。
アルバム「ザ・ファウンダー」にも収録されてます。
バニラビーンズ / トーキョー・クロール (レナver.)
いよいよ結成10年を迎えたバニラビーンズのきのこ担当レナによるこの曲。都会の夜を思い出させるイイ雰囲気の曲です。まさに現代のAORな訳ですが、この曲をこの雰囲気で歌えるのはバニラビーンズだけかなと思います。最近ベストアルバムもリリースした(ただしこの曲は未収録)ので、今後聴いてみたいと思っています。
Vulfpeck / Running Away
昨年11月末に発売されたのでギリギリのエントリーなんですが、LA出身のバンド、Vulfpeckのアルバム「Mr Finish Line」からの1曲です。本当にこのアルバムをベストアルバムの1枚に入れたかったのですが、ギリギリで選に漏れ残念に思っています。
Vulfpeckは大人でもゆったりと聞けるファンクという、中々ジャンル分けの難しいバンドですが、この曲はゲストにデヴィッド・T・ウォーカーやジェームス・ガドソンという、60-70年代以降のR&Bのミュージックシーンをずっと支えているミュージシャンが参加しており、ブルースやR&B、ポップのテイストも強く感じる渋い曲です。
これ以上コメントが見つかりませんが、とにかくこの2人の演奏が「大人」でカッコいいです。
NONA REEVES / Sweet Survivor
ノーナ・リーヴスももう結成20年以上になるんですね。そんな彼らの最新アルバム「MISSION」からの1曲。いまだに2006年のアルバム「3×3」を彼らのベストアルバムと思っていて、最近少し聞く頻度が落ちていました私ですが、この曲はノーナらしいキレのあるポップに仕上がっていて良かったですね。PVに出演している女の子も良いんだけど、マイケル・ジャクソン系の男の子の出演は、もう最近はお腹一杯気味。郷太さんがマイケル好きなことは重々知っているんですが。
lyrical school / 夏休みのBaby
今年メンバーも大きく入れ替わり活動再開となったリリスクの第1弾シングル。今のメンバー体制がリリスク最強だと思います。
リリスクらしい元気なアイドル系ラップは、ほかにあまり例がないユニークなアプローチで以前から好きだったのですが、この曲はその中でも好きです。夏休みにはしゃいでる女の子みたいな、私にとっては遠い昔の「なんか良い雰囲気」をしっかりと表現してくれていて好感がもてるんです。フルアルバムが楽しみなんですけどね…。
以上、10曲でした。
本当はこれ以上あるんですが、細かく紹介しきれないのが残念、トップ10曲の最終候補で惜しくも漏れた8曲を、アーティストと曲名だけ紹介しておきます。いずれアルバムレビューなどでご紹介することになると思います。
夢みるアドレセンス / ララララ・ライフ
BiS / gives
Liam Gallagher / Wall Of Glass
サイプレス上野とロベルト吉野 / メリゴ feat. SKY-HI
BiSH / プロミスザスター
土岐麻子 / PINK
中田裕二 / Deeper
サチモス / STAY TUNE
では!
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