インコグニートの2019年発表作品です。

彼らは言うまでもなくイギリスをベースにしたジャズ・ファンクバンドで、今年で結成40年を迎える息の長いグループ。アシッド・ジャズを流行させたグループと言っていいでしょう。そんな彼らの、”In Search Of Better Days”以来3年振りの作品。

今回の作品ですが、以前までの作品通り実に心地の良いソウル・ジャズ・ファンクのコンビネーション。そして本作ではフィル・ペリーやテイク６と言ったゲストヴォーカリストも参加しています。やっぱり私はテイク６が好きなんだなあ… 彼らがヴォーカルをとっている”The Weather Report”がどうしてもベストトラックなんですよね。

身体が自然と動いてしまうようなグルーヴ。随分長い間こういう音楽をやり続けているバンドですけど、一向6に飽きませんね。今月 (これを書いてるのは2019年12月)来日公演を行ったことは結構遅く知ったので観れずじまいでしたが、彼らは是非ライブで観たいなと思わせる、そんなカッコいい作品でした。

Tracks:
01: Haze Of Summer (featuring Joy Rose)
02: For The Love Of You (featuring Phil Perry & Maysa)
03: The Weather Report (featuring Take 6)
04: All Of You (featuring Maysa)
05: Saturday Sirens
06: Shine (featuring James Berkeley)
07: Only A Matter Of Time (featuring Cherri V)
08: Absent In Spring (featuring Roberta Gentile)
09: After The Beat Is Gone (featuring James Berkeley)
10: Still The One (featuring Vanessa Hayes)
11: Now That I’ve Found You (featuring Imaani)
12: Wake Me (featuring James Berkeley)
13: No Show (featuring Mario Biondi)
14: Say What’s On Your Mind
15: Endless Rivers (featuring Vula Malinga)