空気公団 / 空気公団作品集

2007年発表のベストアルバムです。

空気公団は1997年に結成された、ヴォーカルの山崎ゆかりを中心としたバンドです。このバンドの魅力は、何と言っても曲を聴き始めると突然時間がゆったり進んで行くような錯覚に陥る、そんなリラックス感です。本作でも、冒頭の「旅をしませんか」が流れた途端、辺りの風景が少し変化してくる様な気がするのです。そこはかとなく流れるノスタルジー感、レトロ感のようなものが心地良くさせてくれます。そして、美しい日本語の歌詞。しっかり噛みしめたい。
この温もりのある感覚は、一旦ハマると病みつきになってしまいます。

このアルバムは、結成10周年を記念してリリースされた作品で、全14曲入りで、すべて再録音されたものです。また、ライブ収録作品が、スタジオライブを含めて3曲入っています。

アルバムにはNONA REEVESの奥田健介やクラムボンのミト、林立夫などのアーティストも参加しています。

私にとってのベストトラックは、上で紹介した「旅をしませんか」の他に「季節の風達」「思い出我欄道」「窓辺」の4曲です。

Tracks:
01: 旅をしませんか(スタジオライブ)
02: 季節の風達
03: 休日
04: 別れ(スタジオライブ)
05: 白
06: あかさたな
07: うしろまえ公園
08: 紛れて誰を言え
09: 自転車バイク
10: 今朝少しそう思った
11: ハナノカゲ(ライブ)
12: それはまるで
13: 思い出俄爛道
14: 窓辺


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