Willie Nelson / I Don’t Know A Thing About Love (The Songs of Harlan Howard)

2023年にリリースされた、ウィリー・ネルソンのニューアルバム。
本作は、1960-1970年代に数多くのカントリーソングを世に出したソングライター、ハーラン・ハワードの作品集です。多くの曲はオリジナルだけでなくカバー作品としても数多くのアーティストによってリリースされていますので、昔からカントリーを聴きまくっている方には知られているかもしれませんね。

私は残念ながら Ricky Van Shelton の作品として知っていた Life Turned Her That Way と、ジョニー・キャッシュやレイ・チャールス、ジョン・コンリーのヒットで有名な Busted くらいしかわかりませんでした。逆に新鮮な気分で聴くことができた、ということにはなりますが。

全体的にはテンポがゆったり目の典型的なカントリーソングで、ウィリー・ネルソンも実に味のある声と演奏を聴かせてくれるものですから、やっぱりカントリーはいいなあと思うわけです。

過去を振り返ってばかりしてはいけない、とは思うのですが、確かに1970-1980年代くらいまでは、このゆったりした感じの曲がヒットしていたものです。この雰囲気は21世紀となった今のカントリーにはあまりなくて残念。今なお健在なウィリー・ネルソンがしっかりと引き継いでくれているのは嬉しい限り。リラックスしたいときに最適な作品だと思います。
もうすぐ90歳を迎えるウィリー・ネルソン。ずっと頑張って欲しいです。

Tracks:
01: Tiger By The Trail
02: The Chokin’ King
03: Excuse Me (I Think I’ve Got A Heartache)
04: Life Turned Her That Way
05: I Don’t Knw A Thing About Love
06: Streets of Baltimore
07: Busted
08: She Called Me Baby
09 Too Many Rivers
10: Beautiful Annabel Lee


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

About Me

音楽愛好家 兼 会社員

詳細は こちら へ。

Featured Posts