BOØWY / THE BEST “STORY”

2013年発表のBOØWYベストアルバムです。

BOØWYが大流行したのは、確か1986年頃ですね。その頃私は群馬県高崎市で学生生活を過ごしていました。そう、まさにBOØWYのお膝元なのです。この頃は、高崎のBOØWY、前橋のROGUE、藤岡のBUCK-TICKという風に、群馬県出身のビジュアル系ロックが大流行していましたが、高崎はやっぱりBOØWYが大人気でした。私は当時レンタルレコード/CDショップでアルバイトをしていた関係上、彼らの音楽に接する機会は多々ありながらも、それほどの興味はなく進んでい聴くことはありませんでした。とはいえ、彼らの曲のメロディアスでポップな部分が嫌いではありませんでした。

個人的にそんな思いのあるBOØWYなのですが、2013年、彼らの結成30年を記念して、全32曲が詰まりに詰まった2枚組ベストアルバムが発売されたのです。(しかも3000円というお買い得価格!)

事前にファン投票を募り、上位の曲が収録されています。

投票結果の第1位は「Cloudy Heart」、2位は「No. New York」だったとのことです。
え?「マリオネット」とか「わがままジュリエット」とか「ONLY YOU」じゃないの?と思ったのですが、これも私の主観。実際に投票をしている昔からのファンの方たちの総意は、私とは大きく異なるということなんでしょう。
上位に選ばれた記念ということなのかもしれませんが、この2曲についてはオリジナルバージョンだけでなくライブバージョンも収録されています。

このアルバムを聴きながら改めてBOØWYの歴史を紐解いてみますと、初期の粗削りさが新鮮だったなあと思いますね。
BOØWYが全国的に有名になって来た後は、少しずつソフトな曲調の曲がリリースされ始め、氷室京介の艶やかなヴォーカルが魅力的になって来るところなどの変化が楽しめますし、布袋寅泰のギターはエッジが効きながらも、実はかなり繊細な部分が多かったんだなということも改めて認識できたりします。

BOØWYは7曲しかシングル曲を発表していませんでしたので、その7曲はすべて収録されていますし、それ以外にも、学生時代に耳にしたからと思いますが知っている曲が結構あったのも収穫です。ファンにとってはバージョン違いも収録されているようなので、選曲としてはベスト盤という名に違わない作品になっていると思います。

本作、わずか6年間の活動期間という割には日本の音楽史(ロック史)に大きな足跡を残したBOØWYの集大成と言っても良いでしょう。

Tracks:
[DIsc 1]
01: IMAGE DOWN
02: NO. NEW YORK
03: ON MY BEAT
04: DAKARA
05: FUNNY-BOY
06: DREAMIN
07: BABY ACTION
08: ホンキー・トンキー・クレイジー
09: BAD FEELING
10: CHU-RU-LU
11: ハイウェイに乗る前に
12: CLOUDY HEART
13: 16
14: わがままジュリエット
15: JUSTY
16: ミス・ミステリー・レディ (Visual Vision)
17: LIKE A CHILD

[DIsc 2]
01: B・BLUE
02: ONLY YOU
03: WORKING MAN
04: RAIN IN MY HEART
05: DRAMATIC? DRASTIC!
06: SENSITIVE LOVE
07: LIAR GIRL
08: LONGER THAN FOREVER
09: MARIONETTE
10: PLASTIC BOMB
11: FANTASTIC STORY
12: MEMORY
13: 季節が君だけを変える
14: NO. NEW YORK〈12 inch Single Version〉
15: CLOUDY HEART〈Single Version〉


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