Charlie Daniels Band / Live From Iraq

2007年の作品。2006年のUSO(米軍慰問団)によるイラク慰問の際のライブです。

もともと政治的なメッセージを含んだ曲を発表してきたバンドということもあるのか、こういうところでの慰問ライブはものすごく盛り上がります。イラン人質事件発生後に発表された “In America” やアメリカ南部賛歌(この精神は南北戦争以来ですね)である “The South’s Gonna Do It Again”、慰問を始めて作ったという “Iran Blues”など、結構盛り上がってます。”Saddle Tramp”、”Floreeda Road”と言った長尺の曲は、サザンロックらしい構成で、特に”Floreeda Road”での4分に及ぶドラムソロは素晴らしいです。鋭い速さでバスドラムを刻むメンバーのパット・マクドナルドの足が良く持つなと思いました。
一方で19世紀に作られた、神への賛歌として有名な “How Great Thou Art” も披露。ここではチャーリー・ダニエルズの迫力のある歌唱が聴かせます。

そのほかの曲も、さすがヴェテランと思わせる演奏。ライブバンドとしても素晴らしいとしか言いようがありません。一度実際に観たいと思うのですが、リーダーのチャーリー・ダニエルズはもう80歳ですし、ソロで作品は出してるけどバンドとしての活動は最近は行っていない様なので無理かな。

今更サザンロックを聴き始めようとする人はあんまりいないのかもしれませんが、もしいるのであれば、入門アルバムとしてあげても良いのではと思うカッコよさでした。やっぱりサザンロックはライブに限りますな!

Tracks:
01: Intro (Notte Pericolosa)
02: In America
03: The South’s Gonna Do It Again
04: The Legend Of Wooley Swamp
05: Saddle Tramp
06: Simple Man
07: Iran Blues
08: Floreeda Road
09: Long Haired Country Boy
10: Uneasy Rider
11: How Great Thou Art
12: Drinkin’ My Baby Goodbye
13: Rocky Top
14: The Devil Went Down To Georgia


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