1962年にリリースされたフレディ・ハバードの作品です。
参加メンバーは、
Freddie Hubbard – trumpet
Bernard McKinney – euphonium
Wayne Shorter – Tenor sax
McCoy Tyner – piano
Art Davis – bass
Elvin Jones – drums
私は、昔からあんまりジャズのトランペットは好んで聴かなかったんですが(マイルスですらあまり前のめりで「好き!」とは言わず、聴いていない方)、このアルバムを聴き1曲目に収録されている “Arietis” を聴いた瞬間、「トランペットって良いっ!」と180度考えを変えるきっかけになりました。
フレディ・ハバードのメロディアスで結構吹きまくるプレイがものすごく気に入ったんですよね。
“Arietis” だけでなく、スローな “Weaver Of Dreams”、ハード・バップのお手本のような “Marie Antoinette” など、収録されている5曲とも実に聴いていて気持ちいいです。ウェイン・ショーターやマッコイ・タイナーも実にいい味出してます。
特にウェイン・ショーターはフレディ・ハバードと相性が良いのか、2人が参加している作品は最近どんどん好きになってきています。
フレディ・ハバード作品の中で名作と言われるだけのことはあると思います。正統派。
ジャズの入門編として最適な作品の一つだと思います。
Tracks:
01: Arietis
02: Weaver Of Dreams
03: Marie Antoinette
04: Birdlike
05: Crisis
06: Arietis (alternate take)
07: Marie Antoinette (alternate take)
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