ハナレグミ / 発光帯

2021年3月発売の通算8枚目のアルバムです。

いやあー、とてもいいです。新型コロナウイルスの閉塞感がずーっと続いている中、こういう明るくてポジティブな作品を聴けることに、本当に感謝したい。そんな作品です。

とにかく、リードシングルとなった「独自のLIFE」が象徴的ですね。原田郁子 (クラムボン) の歌詞を、打ち込み中心のトラックに合わせ弾むように歌われるこの曲。幸せな歌詞に明るいトラック。

アルバムの冒頭を飾る「モーニング・ニュース」は軽快なアコースティック・ロップ。少ししっとり目のバラード「発光帯」は原田郁子と池田貴史(レキシ)。さすがメロディーメーカーだなあと思わせる名曲です。
その他、ミッドテンポの「笑う月〜ムーンライト」、エレクトリック・ギター一本で歌われる「on & on」は永積崇(ハナレグミ自身)作品ですが、メロディーも良く、サッパリしたヴォーカルも相まって、何度聴いても飽きないものになっていますよ。

全体的にも、音の構成がシンプルで聴きやすい。聴いてて疲れない。曲数・時間も昔ながらの10曲40分程度、ということで、作品全体をあっという間に聴き通すことができてしまうところもいいと思います。

Tracks:
01: モーニング・ニュース
02: 発光帯
03: 独自のLIFE
04: 賑やかな日々
05: ハイ!チーズ
06: 僕のBUDDY!!
07: 棚から落ちたホリデイ
08: 笑う月〜ムーンライト〜
09: on & on
10: Quiet Light


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