アメリカのカントリーアーティスト、ジェイソン・アルディーンによる通算8作目のアルバム (2018年リリース)。
日本では知られていませんが、このジェイソン・アルディーンは今アメリカで最も人気のあるカントリーシンガーです。カントリーシンガーと書きましたが、彼の音楽は現代のアメリカンロックといっても良く、本作も知識なしで聞くととてもカントリーとは思えないギターサウンドが印象的です。最近のアメリカの音楽シーンはヒップホップは市場を席巻していて、ロックは本当に元気がないのですが、もしかしたらジェイソン・アルディーンの様なアーティストが下支えしているのではとも感じます。
先ほど書きましたが、素直にアメリカンロックのアルバムとして聞いて差し支えないと思います。”Dirt To Dust” “Gettin’ Warmed Up” “I’ll Wait For You” 辺りは、例えばアーシーなロックに方向を向いた頃のボン・ジョビが好きな方なら抵抗なく受け入れられるのではないかと思いますのでお勧めです。
とにかく、カントリーという先入観で聴かずアメリカンロックアルバムとして聴いて欲しい作品です。逆に昔ながらのカントリーファンの方には抵抗があるかもしれません。
なお本作品は、彼にとって4作連続でビルボードの全米アルバムチャートで1位を獲得しています。
Tracks:
01: Dirt To Dust
02: Set It Off
03: Girl Like You
04: You Make It Easy
05: Gettin’ Warmed Up
06: Blacktop Gone
07: Drowned The Whiskey (featuring Miranda Lambert)
08: Rearview Town
09: Love Me Or Don’t
10: Like You Were Mine
11: Better At Being Who I Am
12: I’ll Wait For You
13: Ride All Night
14: Up In Smoke
15: High Noon Moon
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