1994年にリリースされたジョン・ハイアットのライブアルバムです。
アルバムタイトルから来日公演のライブ?と思われるかもしれませんが、これは全くのウソ(笑)で、ただ単にピーター・フランプトンの ”Comes Alive” とボブ・ディランの ”At Budokan” をくっつけただけのタイトル、という話を聞いたことがあります。(紛らわしい)
もともとあまり凝ったレコーディングをして来ている彼ではないので、この作品もライブアルバムという感じがしないのが不思議です。
後にドン・ヘンリーもカバーする “Through Your Hands” のギター一本のパフォーマンスだけでも十分に盛り上がり、その後もジェフ・ヒーリー・バンドに提供した “Angel Eyes” を除いては1987~1993年にA&Mからリリースされた4枚のアルバムからの選曲で15曲突っ走ります。この頃のジョン・ハイアットの作品は特に最高のアメリカン・ロックを聴かせてくれた作品なので、選曲には全く不満なしです。
ピアノ一本による超名曲 “Have A Little Faith In Me”ももちろん収録されていますし、”Memphis In The Meantime” や “Drive South”、 “Slow Turning” のような、シンプルなバンド構成でこそ映える曲もたっぷり収録されていて、大満足の一枚です。
Tracks:
01: Through Your Hands
02: Real Fine Love
03: Memphis In The Meantime
04: Icy Blue Heart
05: Paper Thin
06: Angel Eyes
07: Your Dad Did
08: Have A Little Faith In Me
09: Drive South
10: Thing Called Love
11: Perfectly Good Guitar
12: Feels Like Rain
13: Tennessee Plates
14: Lipstick Sunset
15: Slow Turning
コメントを残す