2022年3月に全メンバーが卒業という、トランプの「全とっかえ」的な展開となったRINGOMUSUME (りんご娘) ですが、その中でも最年少だったジョナゴールドの1stソロアルバムです。
RINGOMUSUME と言えば、テレビ等への露出では王林がとりあえずトップを走っているという感じですね。たしかに彼女はテレビタレント向きという雰囲気は以前から持っていましたので、それはそれで万歳!ガンガン行って欲しい。応援したいと思います。
一方、シンガーという視点で見ますと、RINGOMUSUME時代からジョナゴールドには結構期待と言うか、シンガーとしてずっと頑張ってほしいなと思っておりまして、昨年からの何曲かの配信シングルリリースを経て、ようやくのフルアルバムリリースと鳴りました。正直、すごく嬉しいです。
ソロとして初のシングルリリースとなった「7号線」がすごい名曲でした。ドライブ感がありながらちょっと寂しさを感じるような歌詞と曲、そしてジョナゴールドのヴォーカルが実にしっくりきて、夏ころにはこの曲が今年 (2022年) のナンバーワン・ソングだと思っておりました。
そして秋口になり、「祭りのあとの、あの風は」がリリース。同郷である空気公団の山崎ゆかりの作品であるこの壮大な楽曲。かなり難易度の高いこの曲をきっちりと歌い上げてしまう彼女の実力はすごいなあと思い、歌に涙し、年末には私、この曲をベストソングの第3位に入れてしまっていたのでした。
そんな、素晴らしい曲たちに恵まれて自らの実力をしっかりと発揮している彼女のフルアルバムが悪いはずがありません。
オープニングを飾る「ハジマリズム」から気持ちの良い曲とヴォーカルが私を包んでくれるようで、爽快な気分になれます。
バラードの「好きみたい」から、アップテンポで楽しい「Yeah-Yeah」〜不思議と風を感じる「風待ちリップ」〜前述の「祭りのあとの、あの風は」の流れが特に好きです。
ヴォーカルの実力もあるし、声が良いし、楽曲の良さも相まって極上のポップアルバムになっております。これからもどんどん活躍していってほしいと思っていますよ。
Tracks:
01: ハジマリズム
02: Rain Dance
03: アメリア
04: 好きみたい
05: Yeah-Yeah
06: 風待ちリップ
07: 祭りのあとの、あの風は
08: WAVY BABY
09: 7号線
10: WEEKEND
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