夏が始まると、関東地方は蒸し暑い季節が始まります。こんな時はやっぱりマイアミサウンドということで、何と言ってもKC & The Sunshine Bandですな。今回ご紹介するのは、70年代に大活躍した彼らのベストアルバムです。
このベストアルバムは1990年にリリースされました。
KC & The Sunshine Bandと言えば、やはり「ザッツザウェイ、アハーアハー」のフレーズが耳に残る”That’s The Way (I Like It)”が一番有名でしょうか。これは1977年の全米No.1ヒット。カラオケでも大概の場所ではこの曲はあったりするので、つい盛り上がりたいと思うのですが、勤務先のメンバーで歌いに行った折に歌おうとしても、世代の関係か盛り上がりにくいんですね。従い、盛り上げなくても良い席で歌う必要があります。
最近はこの曲を知らない人が多くなったし。実は2人以上この曲を知っている人がいないと「アハーアハー」のかけ声がなくなるので非常に寂しいんです。
さて、彼らの話に戻しましょう。
彼らの魅力は小気味よいギターのカッティングとホーンセクションです。KC自身は白人ですが非常に黒人的なノリを聴かせる曲が多く、このギターもかなりファンク的なノリ。しかも大人数の編成ということがあって音が分厚くて、そんなこともあり「暑さ」を感じさせるような気がします。
たった今「大人数の編成」と書いたのですが、実は私が一番好きな曲は、KCがソロ名義でリリースし1982年に全米トップ20ヒットになった”Give It Up”。ソロ名義と書きましたが、実はKC & The Sunshine Bandのメンバーがフルで参加していますので、大人数的な暑さを感じさせ、夏にぴったり。この曲はもちろんこのアルバムに収録されています。
KCは20歳代に大ヒットを連発したため、かなりの歳かと思ったのですが、まだ50歳過ぎ。今、かつてのサウンドを再現してくれることはないでしょうが、若々しい70’sサウンドはいま聴いても素晴らしいです。
Tracks:
01: Sound Your Funky Horn
02: Get Down Tonight
03: I’m Your Boogie Man
04: (Shake, Shake, Shake) Shake Your Booty
05: Queen Of Clubs
06: That’s The Way (I Like It)
07: Keep It Comin’ Love
08: Please Don’t Go
09: Boogie Shoes
10: Let’s Go Rock And Roll
11: Give It Up
12: Do You Wanna Go Party
13: I Like To Do It
14: Shotgun Shuffle
15: Wrap Your Arms Around Me
16: All I Want
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