2007年9月発表、Kenny Chesneyの”The Road and the Radio”以来2年ぶりのアルバム(ライブアルバム除く – スタジオ録音版としては7枚目のアルバム)。
販売して3ヶ月で既にRIAAからプラチナアルバムの認定(100万枚以上の売上)を受けています。
基本線としては前作から特に変わっておらず、Kennyの暖かいヴォーカルが魅力的なアルバムですが、本作ではゲストでジョー・ウォルシュやジョージ・ストレイトが参加しているのが興味深いです。
ジョー・ウォルシュは “Wild Ride” に参加し、プロデュースも行っています。この曲はもともとドゥワイト・ヨーカムの作品ですが、いかにもジョー・ウォルシュらしさが出ており、間奏ではハードなリードギターやトークボックスが駆使されていて (但しトークボックス自体は彼によるものではない)。
ヴォーカルはちゃんとケニー・チェズニーらしい、優しさのあるものです。
ジョージ・ストレイトとは、第3弾シングルとなった “Shiftwork” で共演。これは私が生まれて初めて聴く「マンボ・カントリー」とも言えるもので、ラテン系のバックトラックに乗って2人がブルーカラーの悲哀を明るめに淡々と歌いあげるという珍しい曲です。
私の大好きな曲は何と言っても “Don’t Blink”。これは102歳になったという男性がTVのインタビューを受け、長生きの秘訣について語っている場面を歌ったもので、その題材とゆったりした曲調は非常に癒されます。是非、ホロリとしてしまう歌詞にも注目して欲しいと思います。
Tracks:
01: Never Wanted Nothing More
02: Don’t Blink
03: Shiftwork (featuring George Strait)
04: Just Not Today
05: Wife And Kids
06: Got A Little Crazy
07: Better As A Memory
08: Dancin’ For The Groceries
09: Wild Ride (featuring Joe Walsh)
10: Scare Me
11: Demons
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