ニール・ヤングのソロ第2作で、1969年の作品です。
以前ロケッツという名前でライブを中心に活動していたメンバーが、このアルバムからクレイジー・ホースとしてニール・ヤングのバックバンドとして正式に採用されました。レコーディングもわずか2週間で完了したようです。
聞きどころは、やはり名曲の呼び声高い “Cinnamon Girl”、 “Down By The River” 、 “Cowgirl In The Sand” の3曲。特に “Cinnamon Girl” は、新しいバックバンドを引き連れたニールの1曲目(実際のレコーディングの順番は違うらしいですが)という雰囲気を感じて、とても気持ち良いロッ クンロールとなっています。グッと来るギターのリフがかっこいい。
“Down By The River”、 “Cowgirl In The Sand” は、いずれも当時のアルバムA面・B面の最後を飾る非常に長い曲ですが、ものすごく緊張感に溢れた演奏となっています。さすが名曲と言われるだけのことはあります。
ニール・ヤングの持つロックンロール魂はここから始まったのかなと個人的に考えています。彼の発表した、数多くの作品の中では地味な位置付けだと思いますが、わずか7曲の中でこれだけ名作が収録されています。そう言う意味でも、ニールの数多い作品の中でも必聴の作品の一つだと言えます。
Tracks:
01: Cinnamon Girl
02: Everybody Know This Is Nowhere
03: Round & Round (It Won’t Be Long)
04: Down By The River
05: The Losing End (When You’re On)
06: Running Dry (Requiem For The Rockets)
07: Cowgirl In The Sand
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