2022年リリースのNickelbackの10作目、前作 “Feed Machine” 以来5年ぶりの作品です。2000年代はニッケルバックをよく聴いていたものですが、最近はとんとご無沙汰になっておりました。過去のリリース情報を見てみるとここ20年近くは3年おきというペースでアルバムを出していたようですね。
さて本作。前半はかなりヘビー目な曲が中心になっています。ニッケルバックのヘビメタ的な部分が全面に出ています。”San Quentin” と “Skinny Little Missy” は、ヘタしたらデスメタルじゃないの?とすら思えるディストーションがズドーンと乗ったサウンド。以前からこの感じの曲はあって、私は嫌いではないんだけど、これが最後まで続くとしんどいかも?と思ったのですが、時折見せるアコースティックギターがベースのパワーポップ的な聴きやすい曲も織り交ぜていて、実にバランスが良いです。
アルバム後半になると、パワーポップなニッケルバックが堪能できます。チャド・クローガーの迫力のあるヴォーカルがかっこいいですね。全体的にハードめのロック・アルバムでニッケルバックらしい作品。楽しめました。
私は通常盤しか聴いておりませんが、デラックスエディションには、本アルバムのアコースティックバージョンも収録されているようです。
Tracks:
01: San Quentin
02: Skinny Little Missy
03: Those Days
04: High Time
05: Vegas Bomb
06: Tidal Wave
07: Does Heaven Even Know You’re Missing
08: Steel Still Rusts
09: Horizon
10: Standing In Dark
11: Just One More
コメントを残す