1979年のグラミー賞最優秀新人賞を受賞した、リッキー・リー・ジョーンズのデビューアルバムです。もちろん受賞したのはこのアルバムの大ヒットによるもの。それにしても、もう30年近く前になるとは。
レニー・ワロンカーとラス・タイテルマンによるプロデュース。ミュージシャンもスティーヴ・ガッド、ジェフ・ポーカロ(ドラムス)、バジー・フェイテン(ギター)、ニール・ラーセン、マック・レベナック(=ドクター・ジョン)(ピアノ)、ランディ・ニューマン(キーボード)、マイケル・マクドナルド(バックヴォーカル)など、デビューアルバムにも関わらず超豪華。
すべての曲と彼女のジャジーなヴォーカルがぴったりマッチしており、どれを何回聞いても素晴しい出来です。
大ヒットした “Chuck E’s In Love” での奔放な歌詞と曲感、”Night Train”での、タイトル通り夜行列車にぴったりの雰囲気(良く旅行中に聞いたものです)、 “Danny’s All-Star Joint”での見事なスウィング感、 “The Last Chance Texaco” や “Company” での悲しさ・孤独感、などなど。どの曲も表現力が豊かすぎて、お見事と言うしかありません。
デビューアルバムで既に最高の完成度に達していて、どの曲も名演ぞろい。
これ嫌いな人いないんじゃないか?と思うほどすばらしいアルバムです。断言。
Tracks:
01: Chuck E’s In Love
02: On Saturday Afternoons In 1963
03: Night Train
04: Young Blood
05: Easy Money
06: The Last Chance Texaco
07: Danny’s All-Star Joint
08: Coolsville
09: Weasel And The White Boys Cool
10: Company
11: After Hours (Twelve Bars Past Goodnight)
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