今や押しも押されぬNo.1 カントリーデュオとなったシュガーランドの、2004年にリリースされたデビューアルバム。
シュガーランドは、本作に限っていうと3人組。現在もメンバーであるジェニファー・ネトルス、クリスチャン・ブッシュの他に、クリステン・ホールが在籍。デビューシングルである “Baby Girl” が大ヒットし、続くシングル、アルバムとも大ヒットを連発し一気にスターの座にのし上がって行きました。
シュガーランドの魅力は、何と言ってもジェニファー・ネトルスによる伸びのある、それでいてクドくないヴォーカルでしょう。カントリー系のヴォーカリストでは度々聴かれるタイプの声質をもつ彼女ですが、一般的に説教臭くなってしまう声質なのに、彼女の場合はカラリと晴れ渡ったポップさに溢れています。カントリーでありながらポップさもあるため、幅広い層からの支持を得ることが出来たのだと思います。
本作を最後に、クリステン・ホールがソロ活動を行うため脱退することになり、以降の作品は2人組になるわけですが、その後の活躍は言うまでもないですね。
最新作 “Love On The Inside”も素晴らしいアルバムに仕上がっていますが、そのベースになったスタイルは本作にあると言っても過言ではないと思います。
Tracks:
01: Something More
02: Baby Girl
03: Hello
04: Tennessee
05: Just Might (Make Me Believe)
06: Down In Mississippi (Up To No Good)
07: Fly Away
08: Speed Of Life
09: Small Town Jericho
10: Time, Time, Time
11: Stand Back Up
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