The Legal Matters / Chapter Three

2021年4月にリリースされたザ・リーガル・マターズの5年振りとなる3作目。
ザ・リーガル・マターズはデトロイト出身の3人組。メンバーはキース・クリンゲンスミス、アンディ・リード、クリス・リチャーズ。アルバムジャケットやホームページを見る限り、そこら辺にいるアメリカ人のオッサンのような風貌(ゴメンナサイ…)なのだが、ハーモニーの美しさがウリ。
一般的には「パワーポップ」のジャンルで括られる雰囲気を持ったサウンドで、一昔前なら「ソフトロック」というジャンルがより近いと思います。

サウンドの方は、やはりハーモニーが爽やかで美しいです。1曲目の “Light Up The Sky” を聴いたらちょっと癖になる心地よさです。全体を覆う音の雰囲気は、60-70年代風の、やや懐かしさを感じます。直感的に「あ、ビートルズの影響強い!」と思いました。 “Independence Well Spent” “Don’t Read Between The Lines” あたりを聴くとよくわかります。その他の曲を聴いていると、ヴォーカルのエコーの雰囲気から7日、コーギス的な雰囲気の曲もあったりして、楽しめる作品たちになっています。
(そう言えば久しぶりにコーギスも聴きたくなったな…)

夏の日の午後、懐かしさを感じながら聴ける作品になっているので、ゆったりした気持ちで聴いてみたらいかがかなと思います。

Tracks:
01: Light Up The Sky
02: Independence Well Spent
03: That’s All
04: The Painter
05: Don’t Read Between The Lines
06: Pain
07: Please Make A Sound
08: The World Is Mine
09: Make Things Up
10: A Memory Of Sound
11: You Sure Can’t Blame Her
12: Passing Chord


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