2000年にリリースされた、ティム・マッグロウ初めてのベストアルバムです。

1994年発表の “Not A Moment To Soon” から1999年発表の “A Place In The Sun” まで4枚のアルバムから、ヒット曲のみをピックアップした14曲、そして、奥方であるフェイス・ヒルのアルバムにデュエットとして収録され、シングルカットされて大ヒットした “Let’s Make Love” を加えた15曲からなっています。

15曲もヒット曲が入っているので、これ以上収録スペースに余裕がなかったのでしょう、新曲は収められていません。まさに「ベストアルバム」なんです。

ほぼ時系列に並べられた構成のため、彼のヴォーカルの雰囲気に少しずつ貫禄が出てきているのが分かります。そう言う意味では、彼がカントリーミュージック界でのスーパースターになるまでの成長振りというか、そう言うものが見れるような気がします。
ヒット曲ばかりで、それなりにいい曲も多いので、初めて聴く人にも取っ付きやすい内容となっていると思います。

私としては、冒頭の “Indian Outlaw” がリリースされ初めて聴いたときの衝撃が大きかったので、この辺の曲は是非聴いて欲しいと思います。

Tracks:
01: Indian Outlaw
02: Don’t Take The Girl
03: She Never Lets It Go To Her Heart
04: I Like, I Love It
05: Just To See You Smile
06: It’s Your Love
07: Where The Green Grass Grows
08: For A Little While
09: Please Remember Me
10: Something Like That
11: My Best Friend
12: Maybe We Should Just Sleep On It
13: Down On The Farm
14: My Next Thirty Years
15: Let’s Make Love