1968年に結成され、今年で活動56年目となったタワー・オブ・パワーが、調べる限り結成以来初めてリリースしたクリスマスアルバムです。(2024年発表)
ファンク全開な雰囲気を期待したりしたのですが、さすがにクリスマスの雰囲気なのか、全般的におとなしめな雰囲気で進行します。とは言え、分厚いホーン・セクションはスローな曲やポップな曲でも存在感があります。
メル・トーメの “The Christmas Song”、ダニー・ハザウェイの “This Christmas”、ビング・クロスビーが歌った “Silver Bells” などのクリスマス・ソングのクラシックとも言える曲も収録されていますが、ほぼ半分の曲はオリジナル曲です。スタンダード集ではないところがポイント高いです。
後半になると、少しずつR&Bやファンク色が強めに出てくる曲も出てきて、JBっぽさも感じる “Santa Claus Is Coming Town” やアルバムの最後を飾るR&B色の強い “Christmas Medley” を聴くとホッとしますね。
今年のクリスマスシーズンは、美しいホーンに囲まれてゆったりした気分になれるこのアルバムを聴いています。
Tracks:
01: The Christmas Song
02: This Christmas
03: A Very Special Christmas
04: Hark The Herald Angels Sing
05: It’s Christmas (A Long Way From Home)
06: Silver Bells
07: O Holy Night
08: Santa Claus Is Coming To Town
09: Mary Did You Know
10: Maoz Tzur
11: Christmas Medley ((O Christmas Tree, Christmas Time Is Here, What Child Is This)
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