TRICERATOPS / Greatest 1997-2001

和田唱率いるスリーピースバンド、TRICERATOPSが2003年にリリースしたベストアルバムです。
アルバムタイトル通り、1997年から2001年までに発表した4枚のアルバムから15曲、アルバム未収録のシングル曲1曲、そして未発表曲1曲の合計17曲が収録されております。

彼らの魅力は何と言っても、身体が自然に踊り始めてしまう様な楽しめるサウンドであることですね。ロック、ファンク、ポップが微妙にいい按配でミックスされたサウンドと言う感じでしょうか。
特に冒頭の「RASPBERRY」や、ややファンキーなノリの「My Skywalker’s T-Shirt」あたりがとてもかっこいい。アルバム中盤に並ぶハードロック的なアプローチの「Fever」や「Short Hair」「Going To The Moon」あたりは、スリーピースとは思えぬ分厚い音、そしてそんな中にもポップのエッセンスが散りばめられていて、いい感じなんです。演奏自体もカッチリしていますし、歌詞が意外と日常的な言葉でポップなのが魅力的です。

 TRICERATOPSの存在自体を知ったのはそんなに昔のことではないので、このベスト盤を入門盤として聴いているのですが、このアルバムに収められている17曲、全てロックでポップでファンクっぽくて、聴きごたえがあります。何でもっと早くTRICERATOPSを知ることが出来なかったのか、後悔してます。ロックファンも、ポップファンにもお勧めの作品。私のように入門盤として聴くのが良いでしょうね。

Tracks:
01: Raspberry
02: 彼女のシニヨン
03: ロケットに乗って
04: My Skywalker’s T-Shirt
05: Mascara & Mascaras
06: Gothic Ring
07: Fever
08: Lip Cream
09: Short Hair
10: Going To The Moon
11: If
12: Pretty Wings
13: Groove Walk
14: Silly Scandals
15: Fall Again
16: Believe The Light
17: Ramble


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